また、パネラーとしては4名の方々をお招きしております。宇賀教授はアメリカの情報事由法についての第一人者でございまして、また、最近実施されました行政手続法にも詳しく、さきにご紹介した藤原先生同様、行政改革委員会の情報公開部会に角田部会長の要請により出席をされておりまして、「部会報告」の取りまとめに貢献になった方でございます。

また、千葉先生は、現在、東京都の情報公開担当部門の責任者として、地方公共団体における情報公開の現状と課題について議論を進めていくのに欠くことのできない方でございます。

また、三宅先生は、弁護士として情報公開法の制定をライフワークとして精力的に活動されている方でございまして、情報公開に関する市民運動にも深くかかわってきておられる方でございます。

最後に、稲葉教授は、かつて総務庁の情報担当部局の責任者を務められた行政実務家としての経験を持たれるとともに、現在、社会情報学部の教授として、学会においても情報関係に携わっていられる方であります。

このような先生方をお招きいたしまして、これから開催する行政管理シンポジウムがご出席の皆様方にとっても充実した意義深いものであることを祈念いたしまして、開催のあいさつといたします。（拍手）

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